<Windows
Update> 最も簡単で重要なセキュリティ対策がこれです。これをやっておかないと他をいくら厳重にしても意味が無いともいえます。自動更新にするか、手動なら忘れず更新をチェックするようにしましょう。
<ウィルス対策> コンピュータにウィルスが侵入する手段で最もよく使われるのがメールです。そのメールを知らない所から大量に受け取るのですから、ウィルスに感染する機会も増えるわけです。アンチウィルスソフトは必ず入れておきましょう。コンピュータの中身が全部消えてしまったり、個人情報をネット中にばら撒かれたり、パスワードを盗まれて金銭的な被害を被ってしまったりしてからでは遅すぎます。さらに自分だけの問題ではありません。あなたがウィルスに感染すると、あなたを介して他の誰かにもウィルスを送り込んで迷惑をかけてしまうかもしれないのです。
・プロバイダ、フリーメールでの対策 ほとんどのメールサービスを提供しているところはメールのウィルスをチェックするサービスをしていますが、会社によって有料だったり無料だったりします。フリーメールに関してはフリーメールアドレスを取得しようを見て下さい。メールからだけのウィルス対策ならこれでだけでも安心でしょう。
・アンチウィルスソフト ウィルスの侵入はメールからだけではありませんので、メールサービスのウィルスチェックだけでは十分でありません。無料でも優れたものが出ていますのでアンチウィルスソフトは是非導入しておいて下さい。
無料で使えるアンチウィルスソフト
AVG Anti-Virus |
軽いです。定義ファイルの更新も無料で新しいウィルスにも対応できます。日本語化が難しいのが残念なところ。しかしこちらに導入から使用方法まで詳しく解説してありますので、英語がよくわからなくても大丈夫です。 |
avast! |
こちらは日本語化されたものもあります。その分?多少重い。メールアドレス登録して1年ごとの更新が必要。日本語化されたものの入手や詳しい説明はこちらへ。 |
対応ウィルスの多さ、サポートの充実度を考えるとお金を出してでも安心を買いたいという方は製品版をどうぞ。総合セキュリティのものなら下に述べるスパイウェア対策やファイアウォールも一緒になっていて、相性等を考える必要もなく安心です。
<スパイウェア対策> ウィルスほどの悪さはしなくても、ブラウザを起ち上げた時に最初に表示するページを勝手に変えてしまったり、突然広告を表示させたりするスパイウェアというものがあります。勝手にこちらの情報を送ってしまうものもあります。アンチウィルスソフトではこれらに対応できませんので、専用の対策ソフトを入れましょう。
無料で使えるスパイウェア対策ソフト
Spybot S&D |
入り込んだスパイウェアを検出、除去してくれます。定義データのアップデートで新しいスパイウェアにも対応します。日本語にも対応していて完全無料です。侵入を防ぐ機能もあります。ちなみに、Spybotという名前のスパイウェアが存在しますが当然無関係ですので心配しないように。 |
Ad-Aware SE |
スパイウェアを検出、除去。定義データのアップデートもできます。有料版だと侵入を防ぐ機能を使えます。日本語には次のバージョンで対応予定。 |
SpywareBlaster |
スパイウェアが入り込むのを予防します。SpybotやAd-Awareと合わせて使うと効果的です。 |
これらはどれか1つを使うというより全部合わせて使ったほうがより効果的です。どれかで検出できてどれかは検出できないというスパイウェアもありますから(ただしSpybotの侵入防止機能とAd-Aware有料版の侵入防止機能を合わせて使うのは問題があるかも)。コンピュータとの相性やディスク容量の問題等で全部は・・・という方はSpywareBlasterで侵入を予防し、SpybotまたはAd-Awareで侵入してしまったものを除去するという使い方をお勧めします。 導入、使用方法などは3つともこちらにとてもわかりやすく紹介されていますので迷う事もないでしょう。(リンク先のタイトルがアダルトサイト云々とありますがそういうコンテンツはないのでがっかり・・・もとい、心配しないでください。スパイウェアの被害者はアダルトサイトの巡回者に多いのです。)
製品版の総合インターネットセキュリティソフトならばたいていこの機能も含まれています。
<ファイアウォール> おそらくほとんどの方がADSLや光ケーブルでインターネットに常時接続しているのではないでしょうか?ネットに繋がっている限り絶えずクラッカーの脅威にさらされています。あなたのPCに侵入して様々なパスワードや個人情報を盗んでいくかもしれません。勝手にPCを操作されることもあります。そういった危機を防いでくれるのがファイアウォールです。 これもあなただけの問題ではありません
。むしろクラッカーは個人のPCを経由して次のPC次のPCと繰り返し、最終的に企業や省庁のPCをクラックすることを目的としています。その手助けをしてしまうかもしれないのです。 また、ファイアウォールを導入していると、ウィルスやスパイウェアに侵入されてそれが外部に情報を送ろうとしたとき発見して防ぐこともできます。
無料で使えるファイアウォールソフト
ZoneAlarm |
最も有名なフリーで使えるファイアウォールでしょう。初心者にも簡単扱えるようになっています。その分細かい設定ができないところもありますが十分な機能を備えています。最新版で日本語に対応しています。 |
Sygate Personal Firewall |
他にもまだいろいろ優秀なものがあるようですが、ZoneAlarmしか使ったことが無いので比較はできません。下で紹介するサイトに詳しく載っているのでそちらを見てください。 |
ここで詳しく紹介されています。少し古いところもありますが導入や活用の参考になるでしょう。 |