初心者のための日本語リードメール紹介 > 始めるまでの準備

INDEX
フリーメールアドレスを取得しよう
イーバンク銀行に口座を作ろう
IDとパスワードを管理しよう
タブブラウザを使おう
セキュリティ対策をしておこう
 
・フリーメールアドレスを取得しよう

 リードメールに登録するとたくさんのメールが届きます。また、あちこち登録していると思わぬところから様々な広告が届くようになってきます。大切な用件とこれらのメールがごちゃ混ぜになると何が何だがわからなくなって大変なことになってしまいます。
 メーラー(Outlook Expressなど)の振り分け機能を使ってフォルダを分けてもいいのですが、リードメールなどのために別にメールアドレスを取得したほうがより簡単で安全 でしょう。
 無料でメールアドレスをもらえるところがたくさんあります。

Yahoo!メール ウィルスチェックは有料
週1回程度の広告を受ければ無料でメーラー受信も可能で、総合的には一番使いやすい。
MSN Hotmail ウィルスチェック無料、容量250M
重いし、使いづらいし、ブラウザ選ぶし、MSのくせに有料でないとOutlookも使えないし、拒否されるサイトは多いし、良いところがほとんど見つかりません。
gooメール ウィルスチェック無料
送信メールのフッタに広告なし。
Infoseekメール ウィルスチェック無料
送信メールのフッタに広告なし。

 このうちHotmailやgooメールなどは、サイトからのメールが届かないことがあったりして使用を禁止しているところがあります。ほとんどのところで使えるYahoo!メールが一番無難でしょう。フリーメールはだめと書いてある所でも大概使えてます。
 Yahoo!メールは使い始めてしばらく経つと自動で迷惑メールフィルタ機能がONになり、ほとんどの広告メールを迷惑メールとして振り分けてしまいます。振り分けられたメールはある程度の期間が経つと自動的に削除されてしまうので、迷惑メールフィルタが有効になったというお知らせメールが届いたら機能をOFFにしておいたほうがいいでしょう。

・イーバンク銀行に口座を作ろう

 ポイント(報酬)が貯まって換金できるようになったら、通常指定した銀行に振り込まれて支払われます。
 ほとんどのサイトで換金用の銀行としてイーバンク銀行が使えます。むしろイーバンク銀行のみというところのほうが多いです。また他より手数料が安い(たいてい無料)ですのでこれは必須といっていいでしょう。
 登録料、口座維持費など一切かかりませんので安心してください。

 ほとんどの所で登録時に口座を入力する必要はありません。換金できるようになってから登録情報に加えればいいのです。
 イーバンク銀行に口座を作ればポイントをもらえるようなサイトがたくさんありますので、自分が登録しているところから口座を作ったほうがお得です。条件のいいところを見つけてそこから登録しましょう。

 イーバンク銀行に口座を作るとポイントがもらえるところ(2005/11/1現在)
ECナビ 4000P(400円)
ちょびリッチ 200P(100円)
まんぷく島 75どすこい(75円)
キャンペーンパラダイス 400P(40円)
だぶるくりっく 200P(20円)
 現在のところECナビから登録するのがお得ですね。もっと良い所があるかもしれませんが。
 自分は気付かずに誰かを儲けさせただけでした(T_T)。

・IDとパスワードを管理しよう

 リードメールは1箇所で稼げる額はわずかです。より多く稼ぐためには何箇所にも登録したくなるでしょう。そうなってくると全てのサイトのIDとパスワードの管理が大変になってきます。
 全部のIDとパスワードを一緒にしてしまえば楽なのかもしれませんが、サイトによってはIDが任意で登録できなかったり、メールアドレスだったりします。なによりセキュリティの面で全て一緒にするのは危険だと思います。
 紙に書いたり、Excelで管理したりしても、いちいち打ち込んだりコピペしたりするのが面倒。そんなときに便利なソフトを探してみました。

EcoPassIEU フリーウェア 一度記憶させたIDやパスワードを、次からはURLを元にして右クリックメニューから自動的に入力できるという優れものです。
URLは上方一致で判断させることもできるので、ログインのたびにURLが変化するところにも多少対応できます。
また複数のアカウントがあるところにも対応していて、入力時に一覧から選択できます。
慣れないと使いづらい点もあったり、うまく対応できないフォームがあったりしますが、非常に便利なソフトです。
IE専用とありますが、IEコンポーネントを使ったタブブラウザでも使えています。ときどき表示するタブがおかしくなることはありますが。
ID Manager フリーウェア

ID管理の中でかなり有名なソフト。ID、パスワード、URL、メールアドレスといくつかの追加項目を整理して登録できます。
その中からどの項目を入力するかを自分でカスタマイズして一括で入力できるようになっています。
簡単なプロフィール機能もあって自分の名前や住所などをすぐに貼り付けることができます。
シンプルで使いやすいです。これでURLに応じて自動選択してくれれば言うことないのですが。
なお、IEのオートコンプリートを有効にしていると一括貼り付け時にパスワードが二重に入力されてしまうので注意。

AI RoboForm

シェアウェア
(約3,500円)

インストールするときに明確な表示がありませんがシェアウェアです。30日の試用後に機能が制限されます
主な制限は使えるIDが10個までになるということです。
有料なだけあって機能は抜群で、
・初めてのログインで自動的にID、パスワードを登録するか聞いてくる。
・URLから判断して正確にログイン情報を入力する。
・多少URLが違っていてもきちんと判断できる。
・プロフィール機能も充実していて、名前、住所などを登録しておくとボタンひとつでフォームに書き込んでくれる。会員登録時や懸賞の応募などに便利。
など、一度使い始めると手放せない機能。動作も安定しています。
ID10個までなら無料で使えるのですが、やはりすぐに足りなくなってくるでしょう。
(十分お金を払う価値のあるソフトなのですが、最初にシェアウェアと明確に知らせてくれなかったのが嫌で、自分は機能制限のままです。追記:期限切れても毎回ダイアログが出るだけで使えるみたいだけどいいのかな?と思ったら40日過ぎたら使えなくなりました。)

Opera フリーウェア これ自体はブラウザ(IEみたいにインターネットを見るためのソフト)です。
上のソフトはいずれもIEでないと使えませんが(ID Managerは自動貼り付けがIE以外に対応してない)、Operaははじめからそれ自体に認証管理機能を持っています。
動作はAI RoboFormなみに正確で、使いやすいです。
またタブブラウザですので、に書いたようにメールのチェックのときも便利です。上のソフトとIEコンポーネントのタブブラウザを組み合わせて使うか、Operaを使うか、自分の使いやすいほうを選んでみてください。
(2005/09/20から完全無料になり広告も出なくなりました)

・タブブラウザを使おう

 リードメールを始めると、絶えずPCの前に張り付いてメールチェックしていない限りたくさんのメールがたまります。何箇所も登録していれば1日に2,3百通なんてざらでしょう。
 効率よくチェックしていくためにはどんどんクリックして次々に広告を開いていきたいところですが、1つ開くと規定の時間待たないと閉じてはいけないし、設定によっては次をクリックすると同じ窓に開いてしまって勝手に前のを閉じてしまうこともあります。またうまく別の窓に開いていっても、IEがいくつもたちあがってシステムが重くなっていきます。

 これを解消してくれるのがタブブラウザです。
 イメージとしては1つの窓の中にタブをつけたIEをいくつもまとめているといったところでしょうか。

 いろいろ種類がありますが、自分は Sleipnir を使っています。というか今のところこれしか使ったことはないのですが・・・ あちこちで評判が良いし、デフォルトで使いづらい所は自分でカスタマイズできますし。IEコンポーネント(画面を表示する処理の部分をIEで使っているのと同じものを使う)だと、IE用の様々な便利ツールもほとんど使えます。
 とにかくIEを使うよりぜんぜん効率が良いです。IEでの作業にいらいらしたら、ぜひお試しください。

追記:
タブブラウザOperaを使ってみました。
にも書いたように最初からIDとパスワードの管理機能がついてます。
これについては非常に便利なのですが、他の機能は今のところ使いにくいです。Sleipnirに慣れちゃったのと、まだうまくカスタマイズできてないせいなのでしょうが、どうもカスタマイズにも限界がありそう。また、同じサイトでもIEと表示のされ方が結構違ったりもします(Operaのほうが綺麗かも)。これはサイトを作るほうでも注意すべき点ですね。
一番痛いのがイーバンクにログインできないこと。 ちょっと特殊なやり方でログインできなくもないですが、認定外の手段ですので何か問題があっても文句は言えませんし、他にもOperaを前提に作ってないサイトが結構あります。これだけを使い続けていくのは難しそうです。(2006年7月からイーバンクのログインの仕方が変わり、Operaでも普通にログインできるようになったようです)

これまで使ってきた中で最も快適な環境はダントツでSleipnir+AI RoboFormです。シェアウェア料金稼げたら有料版買っちゃおうかな?

・セキュリティ対策をしておこう

<Windows Update>
最も簡単で重要なセキュリティ対策がこれです。これをやっておかないと他をいくら厳重にしても意味が無いともいえます。自動更新にするか、手動なら忘れず更新をチェックするようにしましょう。

<ウィルス対策>
 コンピュータにウィルスが侵入する手段で最もよく使われるのがメールです。そのメールを知らない所から大量に受け取るのですから、ウィルスに感染する機会も増えるわけです。アンチウィルスソフトは必ず入れておきましょう。コンピュータの中身が全部消えてしまったり、個人情報をネット中にばら撒かれたり、パスワードを盗まれて金銭的な被害を被ってしまったりしてからでは遅すぎます。さらに自分だけの問題ではありません。あなたがウィルスに感染すると、あなたを介して他の誰かにもウィルスを送り込んで迷惑をかけてしまうかもしれないのです。

・プロバイダ、フリーメールでの対策
 ほとんどのメールサービスを提供しているところはメールのウィルスをチェックするサービスをしていますが、会社によって有料だったり無料だったりします。フリーメールに関してはフリーメールアドレスを取得しようを見て下さい。メールからだけのウィルス対策ならこれでだけでも安心でしょう。

・アンチウィルスソフト
 ウィルスの侵入はメールからだけではありませんので、メールサービスのウィルスチェックだけでは十分でありません。無料でも優れたものが出ていますのでアンチウィルスソフトは是非導入しておいて下さい。

無料で使えるアンチウィルスソフト
AVG Anti-Virus

軽いです。定義ファイルの更新も無料で新しいウィルスにも対応できます。日本語化が難しいのが残念なところ。しかしこちらに導入から使用方法まで詳しく解説してありますので、英語がよくわからなくても大丈夫です。

avast! こちらは日本語化されたものもあります。その分?多少重い。メールアドレス登録して1年ごとの更新が必要。日本語化されたものの入手や詳しい説明はこちらへ。

 対応ウィルスの多さ、サポートの充実度を考えるとお金を出してでも安心を買いたいという方は製品版をどうぞ。総合セキュリティのものなら下に述べるスパイウェア対策やファイアウォールも一緒になっていて、相性等を考える必要もなく安心です。

<スパイウェア対策>
 ウィルスほどの悪さはしなくても、ブラウザを起ち上げた時に最初に表示するページを勝手に変えてしまったり、突然広告を表示させたりするスパイウェアというものがあります。勝手にこちらの情報を送ってしまうものもあります。アンチウィルスソフトではこれらに対応できませんので、専用の対策ソフトを入れましょう。

無料で使えるスパイウェア対策ソフト
Spybot S&D 入り込んだスパイウェアを検出、除去してくれます。定義データのアップデートで新しいスパイウェアにも対応します。日本語にも対応していて完全無料です。侵入を防ぐ機能もあります。ちなみに、Spybotという名前のスパイウェアが存在しますが当然無関係ですので心配しないように。
Ad-Aware SE スパイウェアを検出、除去。定義データのアップデートもできます。有料版だと侵入を防ぐ機能を使えます。日本語には次のバージョンで対応予定。
SpywareBlaster スパイウェアが入り込むのを予防します。SpybotやAd-Awareと合わせて使うと効果的です。

 これらはどれか1つを使うというより全部合わせて使ったほうがより効果的です。どれかで検出できてどれかは検出できないというスパイウェアもありますから(ただしSpybotの侵入防止機能とAd-Aware有料版の侵入防止機能を合わせて使うのは問題があるかも)。コンピュータとの相性やディスク容量の問題等で全部は・・・という方はSpywareBlasterで侵入を予防し、SpybotまたはAd-Awareで侵入してしまったものを除去するという使い方をお勧めします。
 導入、使用方法などは3つともこちらにとてもわかりやすく紹介されていますので迷う事もないでしょう。(リンク先のタイトルがアダルトサイト云々とありますがそういうコンテンツはないのでがっかり・・・もとい、心配しないでください。スパイウェアの被害者はアダルトサイトの巡回者に多いのです。)

 製品版の総合インターネットセキュリティソフトならばたいていこの機能も含まれています。

<ファイアウォール>
 おそらくほとんどの方がADSLや光ケーブルでインターネットに常時接続しているのではないでしょうか?ネットに繋がっている限り絶えずクラッカーの脅威にさらされています。あなたのPCに侵入して様々なパスワードや個人情報を盗んでいくかもしれません。勝手にPCを操作されることもあります。そういった危機を防いでくれるのがファイアウォールです。
 これもあなただけの問題ではありません 。むしろクラッカーは個人のPCを経由して次のPC次のPCと繰り返し、最終的に企業や省庁のPCをクラックすることを目的としています。その手助けをしてしまうかもしれないのです。
 また、ファイアウォールを導入していると、ウィルスやスパイウェアに侵入されてそれが外部に情報を送ろうとしたとき発見して防ぐこともできます。

無料で使えるファイアウォールソフト

ZoneAlarm 最も有名なフリーで使えるファイアウォールでしょう。初心者にも簡単扱えるようになっています。その分細かい設定ができないところもありますが十分な機能を備えています。最新版で日本語に対応しています。

Sygate Personal Firewall

他にもまだいろいろ優秀なものがあるようですが、ZoneAlarmしか使ったことが無いので比較はできません。下で紹介するサイトに詳しく載っているのでそちらを見てください。

ここで詳しく紹介されています。少し古いところもありますが導入や活用の参考になるでしょう。